「三国志みたいななにか」ソースと解説。

各クラスについての概略。

Boardクラスは地図クラスである。

Boardクラスの構造。

Boardクラスは二次元配列を所有している。それはUnitオブジェクトの二次元配列である。 この二次元配列上には、Unitオブジェクトから派生したGroundオブジェクトが配置される。

Groundクラスは地形を表す。

Groundクラスは地形をあらわす。この地形クラスの上に都市や木や道路といった構造物オブジェクト(Structure)と、 軍隊や荷車や船などの動的なオブジェクト(Creature)が、それぞれ配置される。 なおStructureクラスとCreatureクラスは、いずれもUnitクラスから派生したサブクラスである。

Boardクラスの模式図
なにも配置されていない状態。 Groundクラスが配置された状態。 Structure, Creatureクラスが配置された状態。

二つのBoardオブジェクト。(行軍シーンのBoardオブジェクトと戦闘シーンのBoardオブジェクト)

行軍シーンにおいてはBoardクラスの上に首都・都市や軍隊ユニットが配置される。

Boardオブジェクトは二種類ある。ひとつは行軍シーンにおいてのBoardオブジェクトである。これは中国大陸を表す。 このBoardオブジェクトの上に、各国の首都や都市、行軍中の軍事ユニット・船・荷車などが配置される。 このオブジェクトはゲームスタートと同時に生成される。廃棄されるのはゲームが終了するときである。

戦闘シーンにおいてはBoardクラスの上に兵士ユニットが配置される。

二つめのBoardオブジェクトは戦闘シーンにおいてのBoardオブジェクトである。 そもそも戦闘シーンとは中国大陸を行軍中の敵味方の軍事ユニットが同一スクウェアに進入したときに切り替わるモードである。 戦闘シーンになれば、このオブジェクトが生成されて、敵味方の指揮官や兵士たち、あるいは城壁・バリケードなどが配置される。 このオブジェクトは戦闘シーンになるたびに自動的に生成され、戦闘シーンが終わると廃棄される。

名無氏物語@Mたんちゅきちゅき